お仏壇の持つ意味
お仏壇は、お寺の内陣と同じで、この世の浄土をあらわそうとしたものです。
仏壇は仏様という人間を超えた存在に、時には優しく、時には厳しく見守っていただく場所であり、亡くなった御両親や家族等の先祖に悲しみや喜びを報告する心の扉です。
人間には心のよりどころが必要です。 仏壇は、先祖をおまりするだけでなく、住む人の心を安らかにする大きな力があります。
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信仰へのかけ橋になれば・・・との想いを込めてサンメニー厨子型ミニ仏壇を考案・製作いたしました。 |
お仏壇を置く時期
満中陰(四十九日の旅)を終え、浄土にお着きになったので、しっかりしたお家と居場所をこしらえましょう、ということで、仏壇と置き塗りのお位牌を置き、そして開眼(根性入れ)をします。
人間教育としてのお仏壇
子供は親の後ろ姿を見て育ちます。
父や母が毎日、お仏壇に手を合わせる姿を見て子供達もまた先祖に見守られている安心感と生きていく上での礼節を学びます。
「ありがとうございます」お仏壇の前で合掌礼拝の形をとると、たとえ形式的であっても素直な気持が芽生え、やがて「ありがとう」と心からお礼の言える、思いやりに満ちた気持ちが自然と備わります。
お仏壇を置く方向
仏教としては方向にとらわれないのですが、お釈迦様が北を向いて亡くなった事から、一般的に北向きを嫌います。
また、床の間も避けた方がいいでしょう。
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