外宮
神棚など家の中にお祀りする内祭に対し、商売繁盛、家内安全を願って外に祀る祠のことを外祭といいます。

扉を開ける時の注意
御神体や御霊様を納める内陣の扉はお祭りなど特別な時にだけ開きますが、特に外宮は自然現象の影響を受け湿気を含んだ時や、乾燥している時などがあります。扉はきっちりと作ってある為、金具だけを引っぱったり力まかせにひっぱるなどしないようお話しされるとよいでしょう。

屋根について
屋根には神明造りと流れ造りがあります。流れ造りの方は、主に稲荷様をまつられる時に、神明造りの方は氏神様や山の神様などをまつられる時に使用されているようですが、特にこだわる必要はありません。

外宮施設の向きについて
神棚や祖霊舎と同じく、設置の向きは南又は東向きが望ましいとされています。立地の条件で旨く行かない場合もありますので、神主さんと相談されるとよいでしょう。

本けやき外宮
けやきは、かたく重厚感があり木目も美しい木ですが、特に外宮は、外にあまつりする為、雨・雪・風等自然現象の影響を受けるので、桧とくらべ多少のソリやくるいなどが生じることがありますが、御神体をおまつりするには、さしつかえありません。

神へのお供え
神前には、水・塩・米を供えます。塩は人間の生活とは切り離せないものであり古代より貴重品とされてきました。そして日本人にとっては塩とは、一切を浄め新しいものを生み出す、欠かすことのできないものであることから、神前へ毎日塩をお供えします。毎月1日・15日、又はお祭りのときは、お酒や初ものをお供えします。(海の幸、山の幸など)榊は枯れないうちにとりかえます。神棚や祖霊舎はいつも清浄にします。

新しく神棚をまつる又は取り替える場合
家を新築した時は、新しく神棚を設けますが、その他結婚、年祝、厄年など人生の節目に神棚をまつられるとよいでしょう(七五三や御入学の時などにも)神棚の取り替えについては、地方により毎年新しいものに取り替える所もありますが一般的には5年・10年・15年など5年毎に区切って取り替える所も多いようです。伊勢神宮が20年毎に社殿を建て替えるように、長くても20年に一度は新しくされるのが望ましいです。古い神棚やお札はきちんと焼納することもお忘れなく。


神棚トップページ ボタン 内祭のページ ボタン 神棚(内祭) ボタン 神棚(外宮) ボタン

メニュー ボタン

INDEXお葬式49日の旅新盆お仏壇精霊棚一覧
正しいお盆の過ごし方
初盆は精霊棚でお迎えいたしましょう
通信販売
新盆用品 お仏壇 神具
注文方法
メール hannya@maple.ocn.ne.jp

株式会社般若工芸
〒673-1115 兵庫県三木市吉川町大沢262番地
TEL.0794-72-0630
FAX.0794-72-0220